内定者懇親会の余興は何がいい?初対面の場を和ませる考え方

内定者懇親会の余興を任されて、何をすれば初対面同士の緊張がほぐれるのかと悩んでいる人事担当者さんは多いと思います。内定者はお互いをほとんど知らず、社員との距離感もまだつかめていません。盛り上げようとして内輪のノリを持ち込むと、かえって内定者が置いていかれることもあります。この記事では、内定者懇親会の余興を選ぶときの考え方と、マジックショーを入れる場合の構成をまとめます。結論から言うと、内定者が自分から話さなくても参加できる余興を選ぶのが一番の近道です。
内定者懇親会の余興に求められるのは会話のきっかけ
内定者懇親会の目的は、内定者同士と社員との関係づくりです。余興そのものが盛り上がることより、余興の後に会話が生まれるかどうかのほうが大事です。自己紹介ゲームのように一人ずつ話させる形式は、話すのが苦手な内定者にとっては負担になることもあります。
懇親会の現場でマジックをしていると、終わった後に今のはどうなっていたのかと隣同士で話し始める光景をよく見ます。同じものを見て驚いたという共通体験は、初対面の人同士でも話しかけやすい話題になります。この点が、内定者懇親会とマジックの相性がよい理由です。
内定者の中には、懇親会そのものに緊張して参加している人もいます。余興の時間は、何かをしなければならない時間ではなく、見ているだけで楽しめる時間にしておくと、内定者も肩の力を抜けます。話すきっかけは、余興が終わった後に自然に生まれます。

内輪ネタと一発芸は避ける
社員が余興を用意する場合、社内の内輪ネタや若手社員の一発芸になりがちです。社員同士では盛り上がっても、内定者には文脈がわからず、笑っていいのか迷う時間になってしまいます。入社前の内定者にとって、会社の第一印象を決める場でもあります。
外部の出演者を呼ぶ場合も、参加者をいじる強さは事前に調整が必要です。私は内定者がいる場では、いじる相手を社員側、特に役員や先輩社員にするよう構成しています。内定者には驚く側に回ってもらい、ステージに上がる場合も失敗しない役割だけをお願いします。
時間は20〜30分、会の前半に置く
内定者懇親会は2時間前後のことが多く、余興は20〜30分あれば十分です。会の後半は自由な歓談の時間にしたいので、余興は乾杯から少し経った前半に置くのがおすすめです。余興で生まれた話題を、残りの歓談の時間に使ってもらえます。
少人数の会であれば、ステージ型ではなくテーブルを回るマジックにする方法もあります。各テーブルで目の前のマジックを見てもらうと、そのテーブルの内定者同士の距離が縮まります。30〜50名規模の会の考え方は少人数の懇親会の記事に詳しく書きました。

オンラインの打ち合わせだけで準備できる
人事担当者さんは採用活動と並行して懇親会を準備することが多く、余興の準備に時間をかけられないのが実情です。私の場合、打ち合わせはオンラインで完結でき、会場側で用意してもらうものもほとんどありません(会場に必要な設備と準備リスト)。会場側への確認事項もほとんどありません。
事前に伝えてほしいのは、内定者と社員の人数、会場の形、役員の方の参加有無くらいです。会社の雰囲気や当日いじってよい方の情報があれば、構成に反映します。企業イベントの料金は1名30分のプランで10万円からです。
当日の進行表も共有してもらえると助かります。社長や人事部長の挨拶の後にショーを置く場合は、挨拶の内容を受けて冒頭のトークを調整することもあります。会場が社内の会議室でも、机を寄せてスペースを作れば対応できます。
よくある質問
Q. 内定式の後の懇親会でも呼べますか。
呼べます。式の後の会場転換の時間に合わせて準備するので、進行表を共有してください。
Q. 内定者が10名程度でも成立しますか。
少人数の場合はテーブルを回る形式や、全員がステージを囲む形式で構成します。
Q. 会社の紹介を余興に盛り込めますか。
社名や記念の言葉をマジックの中で登場させるなど、内容に応じて相談できます。
内定者懇親会の余興で押さえたい点をまとめます。
- 余興の目的は盛り上がりより、その後の会話のきっかけ
- 内輪ネタは避け、いじる相手は社員側にする
- 20〜30分を会の前半に置き、後半を歓談に使う
- 少人数ならテーブルを回る形式も選べる
懇親会の日程と人数が決まったら、お問い合わせフォームから送ってください。内定者の人数に合わせて、ステージ型とテーブル型のどちらがよいかも含めてご提案します。
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