イベント会社・代理店の方へ|マジシャン手配の実務(見積・契約・当日)

この記事は、エンドクライアントのイベントにマジシャンをアサインする立場の方、つまりイベント会社・旅行代理店・パーティープロデュース会社の担当者に向けて書いています。企業の幹事さん向けの記事とは分けて、手配側の実務に絞ります。提案から契約、当日の座組みまで、手配側が確認したいことは共通しているはずです。
私自身、代理店経由での出演は多く、手配側が何に困るかはだいたい把握しているつもりです。先回りして答えられることを全部書きます。
提案段階:企画書に載せられる素材は揃っています
エンドクライアントへの提案資料に必要な素材、つまりプロフィール、ステージ写真、実績会場、料金の目安は、依頼をもらえればひとまとめで提供します。年間300ステージの出演実績、テレビ出演(あれみた?、本日はダイアンなり!、ten.ほか)、リッツ・カールトン大阪やスイスホテル南海大阪といった会場実績は、提案書の与信材料としてそのまま使ってもらえます。
企画がまだ固まっていない段階の相談も歓迎です。予算と会場規模を伝えてもらえれば、1名編成からイリュージョン込みの複数名編成まで、成立するプランを何案か出します。コンペ段階の見積もり協力も対応します。

契約と支払い:法人間取引としてそのまま通ります
契約は運営会社の株式会社KAERUVAとの法人間の業務委託契約になります。請求書払い(銀行振込)に対応しており、締め支払いの条件は相談可能です。エンドクライアント名が出せない案件では、ヒアリング前のNDA締結にも対応しています。
手配会社としてマージンを乗せる形の取引も、エンドクライアントに直接請求する形の取引も、どちらの商流でも構いません。見積書の宛名や項目の立て方は、商流に合わせて調整します。継続的に案件が発生する取引先であれば、見積もりのフォーマットを共通化しておくこともできます。
当日の座組み:現場責任者とだけ繋がっていれば動けます
当日は、御社の現場責任者と直接やりとりできる体制にしてもらえれば、それ以外の調整はこちらで巻き取ります。会場との音響・搬入・立ち位置の調整は、事前に会場担当者を紹介してもらえれば直接詰めておきます。必要設備はコンセント1つ、音響は自前で持参するので、会場条件による手配の増減はほぼありません。
進行が押した場合の尺の伸縮にも現場で対応します。宴会の進行はたいてい押すものなので、30分の演目を25分に畳む、逆に転換の時間を5分埋める、といった調整はショーの構成側に最初から織り込んであります。

リピートの多い案件タイプ
代理店経由で特に多いのは、企業の周年記念パーティー、社員旅行の宴会、インセンティブ旅行の懇親会です。社員旅行系は平安神宮会館での社員旅行余興の事例、周年系はリーガロイヤルホテルでの60周年記念の事例が実際の様子として参考になります。
大型案件でのマジシャン3名+ダンサーという編成実績もあるので、数百名規模の案件でも一社で受けられます。複数案件を並行して依頼される場合の窓口の一本化にも対応します。
よくある質問
Q. コンペ提出用の資料だけ先にもらえますか。
可能です。プロフィールと実績資料をお送りします。
Q. 複数の案件を同じ条件で継続発注できますか。
見積もりのフォーマットを共通化するなど、継続取引に合わせた対応ができます。
Q. エンドクライアントとの直接のやりとりは発生しますか。
基本的には御社の現場責任者を窓口とし、必要な場合のみ会場担当者と直接調整します。
案件の概要が見えている段階で、お問い合わせフォームか電話で連絡してください。手配側の動きに合わせて速く返します。
エリア・目的別の出張マジックショー